犯罪者の心理を突く、バカに出来ないローコスト作戦。

ハッタリ系の元祖と言えるのは「ステッカー」ですね。
ただ貼っておくだけで心理的に威嚇します。本当にセキュリティー装置が
有るか無いかは、見ただけでは判りません
からね。お勧めなのは、暗いところでも文字が確認し易い反射式のモノです。
また、本物のセキュリティー装置と組合せて使うのが、最も効果大！。

最近の注目ハッタリ系は、「ＬＥＤ点灯」グッズ。ただそれらし〜い形の
箱にＬＥＤを点灯させるだけの機械なんですが、これまた本物か
どうかなんて、一見、判りませんので効果的。これも「ステッカー」と
組合せると良いと思われますね。

センサータイプの種類　　

　振動感知型

単純に、ゆれると反応するセンサータイプから、振動の種類を見極めるタイプまで、いろいろある。
また、レッカー移動などを感知する水平感知機能をもつモノ、車全体をタッチセンサーにして触ると感知する物も存在する。
一般的なのは、当て逃げ、ガラス割り、などの瞬間衝撃と、一定時間に小さな振動を数回感知すると作動するセンサーの
両方を併せ持つ、「２段階タイプ」が主流。　物理攻撃を感知するダイレクトセンサー型。

　電流感知型

ドアやトランクがこじ開けられ、ルームランプやトランク照明などが点灯すると、電気の消費を感知し作動するタイプ。
ターボタイマーの作動中を避け、一定時間後に作動開始するタイプもあり。ハイテクセンサー型。

　レーダー型

文字通り、レーダーを備え、ドアの開閉や車内への侵入者を感知するタイプ。周囲をうろつく人を感知する高感度タイプや
音波の反射を利用し、近づく者にだけ感知するドップラー効果応用タイプもある。ハイテクセンサー型。

　光感応型

ドアが開くとルームランプが点灯し、この光を感じて作動するタイプ。これは昔からあり、取付も比較的簡単で、価格も安く
難しい調整などもない、簡単確実型。

通報機能の種類

　威嚇撃退系

サイレンを鳴らしたり、車のホーンを鳴らしたり、回転燈、ヘッドランプ点滅などの直接アクションで、敵を威嚇し撃退する。
持ち主が近くに居なくても、危険状態を周囲に知らせるため、効果抜群。
ただし、敵を捕まえることには向かないので、根本解決とは言えない短所もある。

　通報送信系

直接アクションがなく撃退効果がない代わりに、持ち主に無線で知らせ現行犯で捕まえるのに有効。
ただし、電波受信可能距離は、せいぜい１００ｍ〜５００ｍ程度なので、受信範囲を越えると効果がない。

お　勧　め　２　機　種
　

　電流感知型　＋　２段階振動感知　＋　威嚇撃退サイレン

ＨＯＲＮＥＴ　ＡＵＴＯ　ＳＥＣＵＲＩＴＹ　ＳＹＳＴＥＭＳ　
（財）全国防犯協会連合会推奨品

ホーネットシリーズは、７１８Ｊ　７１８Ｌ　７１８Ｃ　７１９Ｊ　７２０Ｊ　の
基本５種に加え豊富なオプションセンサー類のラインナップがあります。

リモコンキーホルダーも、予備を含めて２個最初から入っていて親切。

主な機能に、ターボタイマーなどの作動を避ける遅延作動機能、
車を離れていた間にサイレンが鳴ったかどうか報告する機能など。

上位機種には、ヘッドランプ点滅や、声で危険を叫ぶ「ボイス機能」
搭載機種もある。

詳しくは、ＨＯＲＮＥＴ詳細　ページにて！

　振動感知型　＋　通報送信

ＰＲＯＧＵＡＲＤ　自動車盗難警報装置

プロガードシステムも、ＰＲ−１００、ＰＲ−１１０、ＰＲ−２２０、ＰＲ−３３０や
デラックスセットなど、パッケージが豊富。
独自の振動センサーを備え、車の主要個所に任意設置が可能な
ところが良い。

写真の左下に３つある、コードのついた円形のモノが振動センサー。
よくデパートの貴金属売り場で、ショーケースに貼ってあるようなヤツです。
ドア付近や、トランクなど、好きな個所に設置することにより、
守りを固める個所を選択できます。

上位機種には、タイヤセンサー付属タイプ、また、下位機種には、
通報送信系でなく、サイレンと回転燈で威嚇する威嚇撃退系のセットもある。

詳しくは、ＰＲＯＧＵＡＲＤ詳細　ページにて！

このように、何もしないよりは、「ステッカー」だけでも効果はあります。

出来れば、きちんとしたセキュリティー装置を設置されるのが望ましいですね。

さらに、追加オプションで強化したり、全く別のタイプ同士を組合せて使用するなど、

装置そのものの「欠点」を補う形で設置するのが、より完璧な防衛方法です。