カーナビ取付編

 オーディオは自力で取付される方は多いですが、カーナビはそーでもないようですね。 
 その原因のひとつとして、配線が面倒であったり、特殊な結線があったりすることでしょう。 
 
ここでは、そのあたりについて、お話をすすめましょう。 

 主な配線は一般的に、バッテリーから直接12Vをとる、アクセサリー電源、 
 イルミネーション電源、車速センサー、サイドブレーキ、バックランプ電源などです。 
 この中で、一番面倒で難しいとされているのが、「車速センサー」で、 
 一般的に結線しなくてもOKとされるのが「サイドブレーキ」。 

 また、カーナビの機種によって「バックランプ電源」は、結線しないタイプもあります。 
 今回、私がチョイスした機種も、このタイプにあたります。 

コンソールパネルをバラす(T)

車速センサーは、普通ECUのコネクターから取りだしますが、インプレッサの場合、ハーネスの継ぎ目のコネクターが純正オーディオのすぐ後にあり、ここから取ることができます。(手元の資料によると平成8年9月以降の、Dタイプ、Eタイプの全車。他の年式は、ディーラーなどに問い合わせて聞くと良いでしょう。)

コンソールのオーディオ部分をバラすには、まずドリンクホルダー両脇にあるネジを外します。

 

 

コンソールパネルをバラす(U)

続いて、シフトレバーブーツの前方両脇にあるネジの外します。ブーツは少しだけ、めくればOKです。めくりすぎるとブーツのはめ込み部が切れてしまいますので、注意してください。

ネジを外したあと、シフトレバー後部のあたりから前方へ押し込むようにズラしていくと、コンソールのパネルが外れます。このとき、先にシフトノブを外しておきましょう。

 

 

 

車速センサーへの結線

純正オーディオの奥に22Pコネクターがあり、緑/黒の線が、車速センサー線です。左図は、メスコネクターの配線側から見たところ。

自信のない方は、無理をせず、ナビ購入店で見てもらいましょう。ここまで自力でバラして、配線だけ教えてもらうぶんには、恐らくタダのはず。当たり前ですが、失敗しても、私は責任もてませんよ。

この車速センサー結線がカーナビ取付の難関とされてますが、インプレッサはかなり楽。プロに頼むと2万〜4万円ぐらい工賃がかかるので、自力でやれば、その分、ワンランク上の商品をチョイスしたり、オプションを追加出来るでしょう。私の場合、浮いた工賃の分でビーコン受信ユニットを購入しました。

VICS用ビーコン受信機(受信部)の取付

本当は、もっと邪魔にならない位置がベストと思いますが、見た目のバランスから中央に設置。

取付は、両面テープで貼るだけ。ケーブルホルダーを適当な間隔に貼り付けて、ケーブルを固定しておしまい。

 

 

GPSアンテナの取付

パイオニアのナビの場合、GPSアンテナ自体にマグネットが付いていて、車外に設置する場合は、磁力を利用して、ただ置くだけ。

車内に設置する場合は、付属のプレート(鉄板入り)を貼り付けて、その上にのせるだけです。

スピーカートレイ部の表面はジュータン生地ですので、ケーブルホルダーは、そのままでは貼り付けられません。ケーブルホルダーの底にマジックテープ(オス)を貼り、ジュータン生地に付けます。

またまた蛇足ですが、ワイパー根元の横のデカールは98年モンテカルロのレプリカデカール(カッティングシート製)。

ボイスコントロールスイッチの取付

ハンドルに巻きつけるように取付けて六角レンチで締めるだけ。コントロールスイッチはワイヤレスなので、特に配線の必要はなし。

ハンドルの左右どちらにも取付けは可能なのですが、右に付けたところ、なぜか作動しなかったので、左側に移設。多分、ワイヤレス受信部がモニター部分に在り、ハンドル右側だと離れすぎてしまうのかな?...

ハンドルを握った感じは、最初、違和感がありますが、すぐに慣れました。

ボイスコントロールマイクの取付

本来は、運転席のバイザーに挟みこむタイプなのですが、インプレッサでは、メーターパネルの下部に挟みこむ事が出来ます。

この方が、配線が目立たなく、マイクの集音も良いようです。

ちなみに、走行距離は99年7月現在で約8000キロ。殆ど走ってません。いかに車いじりばかりで、実走行をしていないかが、また、ガソリンが残り少ないことから、改造貧乏である事もバレバレです。

 

携帯電話接続ケーブルの設置

ナビ本体付属品の携帯電話ホルダーは布製でヒモで括り付けるタイプなので、市販のホルダーを別に購入し、取付ました。

今回チョイスしたパイオニアのナビは、携帯電話とのリンク機能が気に入ってます。ボイスコントロールマイクと音声案内用スピーカーを使って、ハンズフリーで電話をかけることが出来るからです。

着信した電話に出るときは、ボイスコントロールスイッチを押すと、とることが出来ますし、こちらからかける時は、登録した名簿の中の名前で言うか、電話番号を言うだけで、ナビが電話をかけてくれます。

ナビ本体とVICS用ビーコン受信機(本体部)の取付

邪魔にならないところにナビ本体を設置します。私の場合、オーディオ編で作成した棚の上に設置しました。取付には5ミリ厚のクッションタイプの両面テープで貼り付けました。

ビーコン受信機(本体部)は、ナビ本体上面に両面テープで貼り付け。

 

 

私「まさ!」のカーナビ構成

本体ユニット Pioneer AVIC−D9000 DVDカーコンピュータ
追加ユニット Pioneer ND-B3 VICS用ビーコン受信機